ニューヨーク在住、ジャズ・サックス奏者&作曲家
20年以上の経験を持ち、世界トップレベルのミュージシャンらと共演。アメリカ、イタリア、メキシコなどでも活動している。
丹羽剛は主としてソプラノサックスの美しい音色と独創的な作曲で知られるジャズサックス奏者であるが、その探究心は止まるところを知らず、テナーサックス、フルート、バスクラリネット奏者としても活躍している。
モダンジャズの新たなる可能性を提示したデビューアルバム「Sequence X」のほか、ランディー・ブレッカーとの共演で話題を呼んだ「At the End of the Day」でアメリカジャズ界に一目おかれる存在となった。
丹羽の活動範囲は本拠地であるニューヨークと東京のジャズクラブを中心に、イタリアやメキシコなどでのジャズフェスティバルにまで及ぶ。彼の知的かつ叙情的なパフォーマンスは世界各地で好評を博し、新聞雑誌等のメディアなどにも多く取り上げられている。
これまでの共演者(抜粋):
Randy Brecker – グラミー受賞トランペッター
Bob Brough – カナダ Juno賞受賞サックス奏者
Daniel Foose – レディー・ガガやトニー・ベネットとの共演で知られるベーシスト
Robert Glasper
Otis Brown III – Esperanza Spalding、Joe Lovanoのドラマー
Matt Wilson – ドラマー
Phil Markowitz – Bob Mintzer、Dave Liebmanのピアニスト
Amalia Gre – イタリアEMIよりデビューしたシンガー
Riccardo Biseo – イタリアのピアニスト
Megumi Yonezawa – Greg Osbyとの共演でも知られるピアニスト
出演経験(一部):
Blue Note New York
Blue Note Milan
ShapeShifter Lab
Knitting Factory
Parker Jazz Club (Austin, TX)
Torino Jazz Festival
Jazztival (Mexico)
Session 505 (NHK-FMラジオ番組)
新宿Pit-Inn
動画
@ Blue Note NYC
@ ShapeShifter Lab
“jazz in the living room”
音源
丹羽剛によるオリジナル楽曲により構成されるアルバム「At the End of the Day」ではグラミー賞受賞者でありジャズトランペットの世界的権威でもあるランディー・ブレッカーのほか、Chris Bottiとの共演でも知られるドラマーBilly Kilson、NYベーシストPhil Palombi、日本からはピアノの名手井上祐一を加えた最強のカルテットでレコーディングを行なった。音楽誌Pop Matters, Jazz Weekly, Midwest Record、Pittsburg Tribune Reviewなどで高評価されている。
「Sequence X」はまだ丹羽が音大生であった1998年に放ったデビュー作。ピアノにDave Liebman, Toots Thielmans, Bob Mintzerなどのサポートでも知られるピアニストPhil Markowitzを、ベースにTony Marino、ドラムにはMatt Wilsonを起用した。Swing Journal や ジャズライフ誌で高評価を得た他、イギリスの有名ジャズ誌Cadence Magazine やThe Green Mountain Jazz Messengerでも取り上げられた。
「Internal Dance」は2000年に自主制作版が発表され、2004年にはイタリアAlfamusic社から再発のオファーがあり、ローマでの追加録音3曲を含む新バージョンとして世界リリースされた。